chottoniche
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現代ジャズの流れを読み解く「Jazz The New Chapter」
 今までジャズ、という言葉からどうしても格式高いものというイメージや、少々難解で古臭いもの、というイメージが付きまとってきた。しかし映画、『セッション』のヒットやケンドリック・ラマーの最新アルバム『To Pimp a Butterfly』に様々なジャズミュージシャンが参加したことなどからもみて容易に取れる通り、今確実にジャズは再び大衆に近づきつつあると言える。
 それを象徴的に表した現場が先日横浜赤レンガ倉庫にて行われたBlue Note Jazz Festival in Japanであったように思える。出演したIncognitoのBlueyことJean-Paul 'Bluey' Maunick がMCで語った通りこれほど異なる人種、年齢層、性別の人々が集うことは層々ない。ジャズを中心に広がる音楽が多層的な世代、人種の間で大きなムーブメントになっているのだ。

「しかし何から聞けばいいのか分からない」

そう思いジャズを聞くことを躊躇う人にうってつけの雑誌がある。
それが

Jazz The New Chapter

(現在同雑誌は3作目まで刊行、同タイトルのコンピレーションアルバムも2作発売されている)
である。
というわけで上記コンピレーションからまずは一曲聞いてもらいたい。

Robert Glasper - Cherish The Day (Live) ft. Lalah Hathaway

 "ジャズをヒップホップやR&B、ソウルなどと融合させた革新的なサウンドにより、世界で最も注目を集めるジャズピアニストの1人とも言われるロバート・グラスパーにスポットをあてるほか、ホセ・ジェイムズ、エスペランサ・スポルディングといったアーティストたちの紹介記事も掲載。また、21世紀以降のジャズを様々なテーマから捉えた計300枚のディスクガイド、「NYライブハウスレポート」「インターネットカルチャーとジャズ」といった切り口による多彩なコラム、インタビューなども掲載されている"
 これがJazz the New Chapterの一作目の説明である。この一作目が非常に好評を博したことから、より現代ジャズの中心人物へのインタビューに力を入れたJazz the New Chapter2、そして現在ではジャズに影響を確実に受けているジャンルのアーティストへの接近を試みたJazz the New Chapter3まで発売されている。
 21世紀のジャズシーンを詳しく解説した本は今の所同作しかないのではないだろうか。恐らく今後も激しく拡張と成長を続けていくジャズシーンについていくためにも、是非ともapple musicなどの音楽ストリーミングサービスを使い、同作に登場するアーティストの楽曲を聞きながら手にとって読んで頂きたい雑誌である。

Robert Glasperとは?

wikipediaより引用
ロバート・グラスパー(Robert Glasper、1978年4月5日 - )はアメリカ合衆国 ヒューストン出身のアメリカ人のジャズピアニスト、レコーディングプロデューサー。2012年の第55回グラミー賞で最優秀R&Bアルバム賞を、アルバム『Black Radio』で獲得している。
3 comments
お!SADEのカバー。イイ曲ですよね。ロバート・グラスパー、初めて知りましたが、素敵ですね〜。
2 years ago·Reply
ロバートグラスパー素敵ですよね〜この間のグラスパーの来日のレビューも書かせて頂きましたので是非! https://www.vingle.net/posts/1104019
2 years ago·Reply
そちらも読ませていただきました!今のジャズシーンの中心人物なんですね。 だいぶ先ですが、今度出版される菊地成孔さんの書籍のタイトルが「ロバート・グラスパーをきっかけに考える、“今ジャズ"の構造分析と批評(への批評)とディスクガイド(仮)」です。
2 years ago·Reply
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