minorially
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松本人志映画評も、セッション酷評も...ユングのサウンドトラック 菊地成孔の映画と映画音楽の本〈ディレクターズ・カット版〉
ミュージシャンとしての菊地成孔さんだけでなく、文筆家としての菊地さんも心から愛している私です。
こちらの本、2010年に発売になった「ユングのサウンドトラック 菊地成孔の映画と映画音楽の本」の文庫版で、私は単行本を持っているのに買いました。
なぜなら、松本人志監督の全映画批評が新たに掲載されているから。
松本映画に関しては、私は、
大日本人(これはメタフィクションの傑作!素晴らしい!)
 ↓
しんぼる(うーん、手塚治虫的なものが作りたかったのか...?)
 ↓
さや侍(1カ所たりとも笑えないし感動もできない...。唖然。)
 ↓
R100(唖然再び。終わっとる...。)
というのが、感想なのですが、各作品について、自分が言語化できなかった心のモヤモヤが全て詳らかに描写されており、「さすが菊地さん!」と、膝を打ちまくりました。
各映画がどうだったか、だけではなく、「松本人志と我々視聴者・観客」の関係性の解説が白眉!
そして、北野武監督とあわせて「日本は、国民的人気の天才コメディアンが2人も映画監督になった特殊な国」という言葉にハッとしました。
ネットを騒然とさせた、町山さんとの論争のスタートになった、「セッション」のこき下ろし評も掲載されています。
他、ゴダール作品、「グラン・トリノ」「ハウルの動く城」「音楽がヤバい映画ベストテン」等々が収録されています。
ちょっとでも興味を持ったのなら、是非ご一読を。
菊地さんの過剰で幻惑的、でもべらぼうに面白い文章に触れてみて下さい!
AMAZON(heroさんという方の書評が的確!)
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