nobuoo
2 years ago1,000+ Views
『謎の独立国家ソマリランド』で講談社ノンフィクション賞を受賞した高野秀行さん。日本中世史が専門の明治大学商学部教授で、タイムスクープハンターなどでタイムスクープハンターなどで時代考証も担当する清水克行さん。
二人は全く見ず知らずの間柄だったのですが、柳下毅一郎さんによるこんなツイートがきっかけで不思議な縁を持つ。
今から2年前につぶやかれたこのツイートは柳下さんの書評サイトに投稿されたものが元になってるので、そこから内容を書いておきましょう。
氏族による庇護と報復のシステムを読んでいて思い出したのが『喧嘩両成敗の誕生』(清水克行)で描かれていた室町時代の日本社会である。このふたつ、まったく同じ。いろいろと目から鱗が落ちる体験をした。最初、ただの「通訳」として登場するワイヤップが実はすごい人間であることが徐々にあきらかにされてゆき、ついに終生の絆を結ぶあたりで目から汗が…
柳下さんの『謎の独立国家ソマリランド』の書評がきっかけで、『喧嘩両成敗の誕生』(清水克行)を読んだ高野さん。確かに驚くほど一致点があったという。そんなわけで、自分の担当編集者に「清水さんに会ってみたい」と話をしたところ、なんと編集者は清水さんのことをご存知だったらしく、高野さんと清水さんは御対面。
清水さんの研究室を訪ねて行く高野さんと編集者。もちろん、初対面。まずは挨拶程度の会話からはじまり、それぞれの得意分野であるアフリカのソマリランドと日本の中世史が絡み始めるのに時間はかからなかったらしい。
後半は場所を居酒屋に移しての会話。当初は一言が長かったのだけど、だんだんと話もリズムを持ってきて短い会話の応酬でどんどんと話が進んだらしいのです。
その会話を録音していたのが担当編集者の方。これを文字起こしして本にしてみたのが、この「世界の辺境とハードボイルド室町時代」です。
いやぁ、楽しい!内容が面白い。もうなんて書いたら良いかわからないけど、本当に面白い。例えばソマリアの内戦と応仁の乱にはとても興味深い一致点があるらしいことが書かれている。どう、面白そうでしょ?
あっという間に読んでしまった314ページでありました。
小見出し
外国人がイスラム過激派に狙われる本当の理由 / ソマリアの内戦と応仁の乱 / 未来に向かってバックせよ! / 信長とイスラム主義 / 伊達政宗のイタい恋 / 江戸の茶屋の娘も、ミャンマーのスイカ売りの少女も本が好き / 独裁者は平和がお好き / 妖怪はウォッチできない / アフリカで日本の中古車が売れる知られざる理由 / 今生きている社会がすべてではない
世界の辺境とハードボイルド室町時代
2 comments
内容は関係ないと思いますが、このタイトルにニヤっとしました。
2 years ago·Reply
@kekotte さん はい、ニヤリとしますよね(笑)
2 years ago·Reply
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