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【カズオ・イシグロ】『わたしを離さないで』連ドラ化決定!

 『わたしを離さないで』をご存知だろうか。これもまた一般に名作として知られる書籍であるが、今作はなんと連続ドラマ化することになった。
以下詳細である。

 ”女優の綾瀬はるか、三浦春馬、水川あさみの出演

で、日系英国人作家カズオ・イシグロ氏の『わたしを離さないで』が連続ドラマ化されることが18日、わかった。

1月よりTBS系金曜ドラマ枠(毎週金曜 後10:00)で放送

される。
 同作は、2005年の発表直後から話題になり、英国でミリオンセラーとなった作品。”
これまでにも様々な形で映像化されてきた本作だが、それゆえに中々に評価は厳しいものになるだろう。
 さらに加えて今回のドラマ版では

舞台を原作のイギリスから日本に置き換えて物語を展開する

とのことでありこれまた物議を醸すこと間違いなしである(出演者が日本人であるため仕方のないことではあるが)。
 
 どうにも最近オリジナルの脚本で作品が描かれるケースが減りすぎているような気がしてならない上にこの独自の設定である。多少なりとも私はこの日本の大衆文化の行く末を憂いてしまうし、こういった形で作品が描かれると知って作家本人はどういった気持ちなのだろうと気にしてしまうが、カズオ・イシグロはここで鬼の寛大さを見せてきた。
曰く
”「この物語が私の生まれた国で、新しくより広い範囲の視聴者に楽しんでいただけるということで深い満足感を覚えます。ドラマという形式がどのような新しい要素を原作から引き出してくれるのか、大変興味があります」とコメント。連ドラ化について「最初の5話の脚本を読みましたが、物語の中でこれまで光の当たっていなかった部分、奇妙で興味をそそるような角やくぼみ、気づいていたけれども開けたことのなかったドアを開けて新しい部屋をまるまる見つけるような、原作の新しい部分を発見して、光を当ててくれると自信を持って言えます」”
とのことだ。何と心優しいコメント。私もこれくらいの寛大さでこのドラマと向き合ってみようと思う。
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カズオ・イシグロさん、寛大ですね。自分もこの小説は大好きです。ドラマでも、原作のあの静謐で悲しげな雰囲気を是非出してほしいですね。
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