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80歳のおばあちゃんDJが最高にクール

見た目、存在感、アティチュード、全てが最高なDJが今東京にいる。

彼女の名はSUMIROCK。

80歳のおばあちゃんDJだ。

以下が簡単なプロフィールとなっている。
”DJ SUMIROCK(80)餃子荘ムロ勤務
座右の銘:過去のことは、建設的なことでなければ持ち出さない
好きな食べ物:ジビエ
嫌いな食べ物:あんこ
得意技:炒め物”

DJなのに得意技の欄に炒め物を入れているあたりがなかなかニクい。

彼女は一般的なおばあちゃん的なイメージからはるかに逸脱しているかのようにも思えるが、インタビューにて彼女が語る言葉に目を通すと彼女がいかに常識人で、かつ人生を全力で全うしようとしているかが伝わって来る。
”DJを始めたきっかけは?
 うちに住んでいたフランス人の友人に「DJやってみない?」って言われたのが始まり。それまでも彼のイベントに遊びに行ったりしていたから、おもしろそうだなって思いましたね。

今は週1回DJの学校に通って勉強中です。

人生で一番幸せだったこと、辛かったことは?
 幸せなこと? 私は能天気だから一人でごはんを食べても楽しい。両親や夫が亡くなった時は悲しかったけど、人が死ぬのは当たり前だから、看取れて良かったなって。人生で一番つらかったことは、戦争中ですね。母の故郷への道中、上野駅の構内に戦災孤児がたくさん寝泊まりをしているのを見た時、本当につらかったです。
NYでDJをしてナイトライフを楽しんでみたいな。
将来の夢は何ですか?
 DJをして幸せなことは、みんなから私のかける曲に「やばーい!」っておっしゃって頂けること。夢は、NYの小さいクラブでDJしてみたい。NYは60歳で一人で行ってから大好き。かっこがいいじゃない。でも女一人で行ったので、ナイトライフは知らないの。だからやってみたいです。”

見た目や年齢からどうしてもイロモノとして捉えられてしまいそうなSUMIROCK。

しかし彼女の言葉や背景にはアーティストが備えているべき重みを感じると同時に、穏やかさや寛容さも感じる。また、こうした戦争を経験した世代の人物が若者のカルチャーに親しみを持ってくれているのは実に喜ばしいことである。(以前記事にした加山雄三がラップに興味を持っている件についても同様の嬉しさを覚える)。
中高年世代が幅広いカルチャーに意欲的である姿を見ると、むしろ閉鎖的で固い偏見に振り回されているのは若い世代なのではないか、というような気さえしてくる。様々な
カルチャーが特定の層だけに向けられるのではなく、もっと全体的な対象に向けられれば今後のシーンはより流動性、多角性を増すとともに活性化していけるのではないかと彼女のs存在を見ていて思った。

SUMIROCK、本当にクールである。

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