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足元すくった2016年の赤塚イズム「おそ松さん」感想

とにかくDVDやグッズが売れまくり、主題歌も売れまくり、視聴率が深夜に関わらず3%を超えて、ちょっと流行にのっているようで恥ずかしい位ですが(腐女子でもなんでもないのでますます困りますが)、話題沸騰だった「おそ松さん」が最終回を迎えました。
最初にたまたまチェックしてしまった為に、ついつい全話観てしまいました。
いやはや凄かった。
そこまでリアルタイムな内容では無いのですが、DVDでは無く「生放送」で見るべきエネルギーがある作品だったような気がします。
理由はいくつかあります。
1.「アニメファン」というものを意識し過ぎた作り
初回は白黒のシーンから始まって、これじゃ今どきのお客に受けない、となぜかF6という「花より男子」的な展開(6つ子は全員イケメン風な作画)に突入。その後は進撃の○人からドラえ○んから飛び出して、パロディのやり過ぎも凄いのですが、アニメに萌えるというファン前提で仕掛けた感じは事件。おそらくこの時代で無いと味わえない感覚かと。
(ちなみにこの1話はDVDには収録されていません。生を観た人だけのお幸せ)
2.生だから追える反響追い
初回だけでなく、アンパンマンのパロディというか不謹慎なデカパンマンの拳銃ネタや、セクシーというよりもしょうもない男子の下ネタ、オチの意味が一見分からない謎の回など、見てすぐ友だちと話したくなる展開が連発。「だいじょうぶなのか」「あのシーンはどういう意味なのか」などなど、もちろん深夜アニメなのでネット越しに、Twitterで状況を知りたくなるという流れは、生でしかあじわえません。
3.赤塚イズムの実験パワー
ただのニート6人組がぶーぶー言っているだけの話でしかないのですが、とにかくやれることは全部やったと感じたくなる展開のバリエーション。最後もニートを卒業するといったストーリー展開が垣間みえましたが、最終回でちゃぶ台を2回転半はひっくり返してくれました(もはや面白いかどうかもわからない位)。
もちろん今見ても面白い回もあると思うのですが、バカボンの実験回を単行本で読んだ時の、「これ週刊マガジンで読んだ人は吃驚したろうな~」的な後追い感が否めません。もちろんアニメなので「できたてホヤホヤ」という事はあり得ないのですが、観る動機は「放送されているから」位の気持ちで見れるといちばん美味しい、赤塚イズムばりばりの実験アニメだったと思います。
商業的な成功もあって、批評の向こう側に飛びぬけていったという意味では、本家赤塚先生のオカブをなかなかに奪った面白いアニメだったと思います。
みずからハードルをあげまくっただけに続きは大変でしょうが、今度は腐女子をほおり投げて、ジブリやひな壇バラエティやジャ○ーズなど行けるとこまで行って欲しいですね。
ぜひ秋に再開してふたたび生で楽しませてほしいのだ!
追記:
個人的には、「恋する十四松」、「神松」、「灯油」から「ダヨーン族」の流れあたりが楽しかったなあ。
公式サイト
おそ松さん:きょう最終回 大ブレークの理由は?
「おそ松さん」最終回で自己最高3・0%!占拠率何と21・8%
[おそ松さん]なぜ女性が夢中になったのか “妄想力”と“補正フィルター”
「おそ松さん」6つ子が愛される6つの理由
ちなみに東京中野のブロードウェイのpixiv Zingaroではアニメ原画やパネル、グッズなどの展示が行われています。腐女子の行列を観たい方はぜひどうぞ。
TVアニメ「おそ松さん」展

2016.03.24–04.05

東京都中野区中野5−52−15中野ブロードウェイ 2F
12:00 - 19:00 水曜定休
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