chottoniche
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レッド・ツェッペリンが71年に広島でとった映像と裏話
昨年もアルバムのリリースの宣伝も兼ねて広島に訪れていたジミー・ペイジ。

彼が始めて広島の地に降り立ったのは71年にレッド・ツェッペリンのライブのためであった。

東京で二回、大阪で二回、

そしてメンバーの強い要望の末に広島にて一回

ライブを行ったツェッペリン。そんな彼らが東京にて購入したビデオカメラを用いて広島を撮った映像をご存知だろうか。広島の街並みや人々を映した映像に乗せられたBGM(ツェッペリンが製作したようだ)。全体的な作りは稚拙だが一度見る価値はあるだろう。
映像自体は何の変哲もないものであるし、ある種ホームビデオに近いようなクオリティのものと言ってしまってもいいのかもしれない。しかしながら幾多のツアーで世界中を飛び回っているレッド・ツェッペリンほどの大きなバンドがこうして広島という地を記録し、それを公開したという事実は重要だ。
原爆資料館を訪れた彼らは”目を腫らしながら
「人間はここまで残酷なことをするのか。そこまで最低の生き物だとは認めたくない。こんな無惨なことをするのは愚かなことだ」
と話していたという。”
それほどまでに彼らは戦争によって引き起こされた絶望的な被害に心を痛めていたようだ。
”「原爆投下は誰が悪いというより、我々人間の仲間が起こしたことです。
同じ人間としてその事実にやはり申し訳無さを感じます。そして少しでも苦しんでいる人たちのために自分たちが力になれたらと考えました。
音楽は人々に平和と楽しさを与えるものです。
その音楽をやっている僕たちが、少しでも力になれるなら、実に光栄だと思います」”
とロバート・プラントが当時広島市長との会見で発した言葉からも理解できる通り、彼らの態度は実に真摯であるし、今でも心を打つような素朴な力強さも感じる。
昨年ジミー・ペイジが広島を訪れた時に
”「1971年、広島を最初に訪れた時のことは、心に強く訴えかける体験だった。
そして44年ぶりに広島に戻ることは、同じ様に心に響くものになると私は強く思っている」”
と語ったそうだ。
時の流れを経ても広島の被害への様々な感情を抱き、実際に広島に訪れている様子を見ると我々日本人も今より一層こうした問題と深く向き合うべきなのではないかと思わされる。
1 comment
良い記事ですね。読めてよかったです。ツェッペリンが広島と原爆資料館を訪れたなんて知りませんでした。ロバート・プラントの率直な言葉に胸打たれました。
2 years ago·Reply
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