
「私の名前は、高城剛。住所不定、職業不明」
高城剛さんの本からの抜粋
「アイデアと移動距離は比例します。
日常から離れれば離れるだけ、俗と欲がなくなり、自身が活性化しアイデアが湧きます。
(移動するにはお金がかかりますが、という質問に対して)
移動の一番の問題は、決断力を伴う精神力と体力でしょう。予算ではありません。」
→移動距離が多くなればなるほど、移動距離の少ないヒトと付き合い辛くなる(話が合わなくなる)気がする。
移動距離は確かに、その人の人格を構成する重要な要素であると思う。
「情報とお金はとても似た側面を持ちます。
情報を持つ人が偉いという風潮はとても危険です。
お金と同じように、情報があると安心する人が多く、しかし事実は、情報に縛られて考えると、動けなくなるのです。」
→ 至言。情報であれお金であれ、「持っていること」に価値があるストックの時代は終わった。
「まじめに」と「楽しく」が反対語であることが日本人の問題のひとつではないか、とずっと思っています。
あとは、無意味な完璧主義。
ちょっとでもダメなら、その人もモノもすべてダメ。
完璧な人間はいないので、結局全員ダメ。
完璧でないと、すぐにイライラするので、雰囲気が悪くなる。
自分も完璧でないから「足りてない」と感じ、被害妄想になる。
→ 完璧主義の人、ほんとーに多い。そういう人って、他人に文句を言うことが多くなり、加えて、自分にも文句を言うことが多くなる。
「政治でもそうだが、日本で本当に必要なのは、
政権交代ではなく、世代交代で、
それが起きる気配はまだない。
それまでは、昭和の共同幻想と供に日本は生きることになる。」
「皆、時代が大変になるといかに新規市場、新規開拓をするか、を真剣に考えます。
企業ならそうでしょう。
しかし、個人なら「いかに働かないか?」を考える時代でしょう。
競争に勝つことより、競争しないことに頭を使うのと同じ。
それが、この時代の知恵者のすることだと思います。」
→なるほどなるほど
電子書籍でサラッと読むのに良い本