kecotte
3 years ago1,000+ Views
ただならぬオシャレ男子 Sapeurs!(サプール)
カッコイイ。 いや、ブランド服を着ているからとかセンスがいいからとかそういうことではなく、人々に対してともに上を向いて行かんと輝くその姿勢というかなんというか。記事を読んでいたら軽くウルッとくるほどの感動を覚える。 記事に詳しいのだが、サプールとはコンゴ共和国で起こっているムーブメントに参加するオシャレ男子のことを指すらしい。男子というより紳士ですかね。 裕福ではない暮らしの中からファッショナブルな装いを捻出し、週に1度、街へ繰り出して人々の心を浮き立たせるそうだ。 日本にも古くはハレ(晴れ)とケ(褻)という区別があり、正月や盆や祭などの日が、時に励みに時に息抜きに存在することで日常を過ごして(耐えて)いたところがある。 けれど、貧しい国の人々は毎日がケだろう。もういくつ寝るとお正月というハレの日はなかなか訪れず、娯楽というものと切り離された中で生活をやり過ごしているのかもしれない。 そんな中、週に1回、サプールが目の前を通り過ぎる。 華やかで生き生きとしていて、見るからに希望と余裕に溢れて楽しそうな様子に触れたとき、人々の気持ちは少しだけハレを感じているに違いない。 そして、サプール達はまさにそのためにオシャレ男子たらんとするのだ。人生には楽しい瞬間もあるということを、時々思い出そうよ、とでもいうように。 んもーね、こんなカッコイイことがありますか。 記事中でも触れられているけど、たしかに出雲阿国の頃の歌舞伎にも「辛い日常から少し解放される」という点で似たようなニュアンスがあったかもしれない。 人々を楽しませたい、少し苦しみを忘れさせたい、という心から自然発生したパフォーミングアートというのは、きっとどこか同じ魅力を持っているのかもね。 ギネスビールのCMにサプールが登場しているほか、2014年12月にNHKの番組でも取り上げたそう。見たかったなあ…。もっと話題になったらいずれ誰か映画にしてくれるかな? googleで画像検索したらこれまたステキ。

2015.6.24 追記

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