show09
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地震が起こったらまずこれをしろ
阪神・淡路大震災から20年の今日 過去の震災を教訓に、災害をできるだけ小さくしよう。 「地震がおこったらどういった行動をとればいいか?」 ●「まず火を消せ!」のウソ 震度7級の地震だったら、まったく動けません。 近くの家具につかまって身体を支えるのがやっと。 だから火なんか消せません。第一、四方から家具が倒れてきます。下敷きにならず怪我しないのが精一杯でしょう。火事にならなかったらラッキーなのです。(もちろん揺れがおさまったら火は消しましょう) ●「まず水をためろ!」これがポイント 揺れがおさまったら、まず水。これは覚えておいてください。 特にマンションに住んでいる方、揺れ終わったらすぐに、風呂、バケツ、シンク、桶…なんでもいいですから出来る限り水を貯めましょう。 揺れてすぐに水道管が壊れて水が出なくなるけど、マンションだったら屋上の貯水槽にまだ水がある。それを貯めるんですね。 火を消すためではありません。飲用でも料理用でもありません。「トイレ用」です。いやホントこれが死活問題になります。 都会の地震ならなおさら。小学校に行こうが公園に行こうが、どこに行こうが水洗便所しかありません。 ってことは水が出ないと流せない。 汚物は溜まる一方。 地震後どこ行っても便器はてんこ盛りで、しゃがんだらお尻につきそうでした(汚)。 地震当日の夜でその状態。もう自分の家でするしかありません(都会だと野糞する場所もない。特に昼間。そして都会人はなかなか野糞など出来ないものです)。 普通の水洗で1回にどのくらい水を使うか知ってますか? バケツ2杯分でちょっと足りない。そのくらい使うのです。自衛隊の給水に長時間並んでもいいところ1人で運べるのはバケツ2杯。そう、1回並んで(1時間くらい)トイレ1回分しかもらえないのです。 10階に住んでいたら、重いバケツを階段で必死に運んで(エレベーターもちろん止まってます)やっとトイレ一回分なんです。 20階に住んでたらどうなると思います? 高層マンションの上の方に住んでいる方はマジやばい。 ご老人や身体が不自由な方、体力のない方など、まじ死活問題です。 ですから、「まず、水をためろ!」 地震は戦争。まず自分の分を確保してから分けてあげればいいのです。確保してから「水あります」と貼紙した家がありました。正しい態度です。 ●屋内でも靴を履く 1日の半分は夜です。 暗い中で地震に遭遇する確率は1/2なのです。 大地震が起こったらすぐ停電しますから、夜の7時であろうが真の闇になります。 何が言いたいのかというと、暗かったら足もとが全くわからないということです。グラスやガラスや食器がそこらじゅうで割れまくっています。ですからガラスの破片で怪我をする確率が高いんです。 いいですか。 水がでないから傷口洗えない。 清潔にたもてない。病院はもっと重症の患者で一杯。 ざっくり切った日にゃ大変です。足の裏を切ると歩けません。火事から逃げるのもヨタヨタです。 高層マンションに住んでいる方。エレベーター止まります。止まったきりで当分動きません。水とか食料とか近くの避難所にもらいに行くのにいちいち階段を上り降りしなければなりません。足の裏の怪我は致命傷なんです。 ですからまず玄関にそうっと足怪我しないように歩いて行って、とにかく靴を履きましょう。 ●家を離れるときは、必ずブレーカーを落とす 「通電火災」って言葉知ってますか? 電気はガスや水と違って半日~3日くらいでかなり復旧します。 一応電力系の会社が各家を回って人がいるのを確かめてから通電するのが原則らしいのですが、そんなもの不可能なので勝手に通電されることも多いのです。で、その時に起こる火事が「通電火災」。 実際、阪神大震災での出火原因の6割は通電火災であるとすら言われています。 ボクの家の前など、アスファルトにあいた地割れ穴から、カゲロウになって向こうが見えないくらいガスが吹き出していました。 通電の際の火花がこのガスに引火するケースがあります。また倒れた電気ストーブに再び火がついちゃったり(転倒感知システムがついていても倒れた後その上になにかが被さると働かないこともある)、落ちた裸電球も紙の上に落ちたりしていた場合危ない。熱帯魚用のヒーターもかなり危ないらしいです。 地震後、家をなにかの用事で離れるときは、それがほんの短い時間でもブレーカーを落す。 ●電話はすぐに。最低限の人だけに 時間帯にもよるけど、揺れがおさまって30分くらいは電話も繋がることが多いです。 電話する余裕なんかない人も多いし、地震があった地域以外の人はまだニュースを見てなくて知らないことが多いから。 だから、両親・親戚・恋人、心配してくれそうな友達、会社関係にまず電話しましょう。 無事を知らせるのです。それだけ。 とにかく最低限の人数に、無事だけ知らせる。 そして、知り合いの誰彼に伝えておいて、と一遍に伝言しておくことです。 繋がらなくなり始めたらもうダメです。当分無理。 それと、「こんなにすごかった」「もう死ぬかと思った」などの長電話は迷惑です。電話は文字通りライフラインになるので、くだらない話で電話線をふさがないようにしましょう。 ●街を行くときは、電線と地割れに注意 道も地震直後はすいています。 車で脱出するなら決断は早いほどいいです(ただし道が壊れたりビルが倒れたりしていて脱出できないことも多い) 東京みたいな大都市なら車は避けましょうね。 すぐ大渋滞になり救助の甚大な妨げになります。 それに、逃げる途中で立ち往生したら家にも戻れないし先にも進めないという地獄状態になります。 これはモラルの問題でもあります。地震後1、2時間たったらもう車を出してはいけません。 常識です。緊急救助作業車や消防車、救急車が渋滞で立ち往生しているニュースを繰り返し見たでしょ。 地震直後ならぎりぎり許せます。 どうしても!な理由がある場合はすぐ決断してください。 ただ東西南北どっちに逃げるかは判断すごく難しいけど(どこどこの被害がスゴイとかの情報って地震直後は全く入ってきません。ラジオでも情報確定するまで2時間くらいかかります。阪神大震災でも、直後1時間くらいは「大阪で大地震」って報道でした。 大阪なんて震度5程度だったのに。まぁいいやと見切り発車しても、逃げた方向の被害の方がもっとスゴイ場合だって十分考えられるのです)。 で、逃げる際なにが怖いって高圧線と地割れ。 電線はいたる所で切れて垂れ下がっています。地面は「うそー」というくらい割れています。アスファルトがもう鉤裂き状態なんです。スクーターが地割れに突っ込むのを何度か目撃しました。 運転も注意。地割れってわりと見えにくい上に、まわりの家の倒れ方の凄まじさに目を取られて注意が疎かになるのです。ゆっくりゆっくりカタツムリのように運転しましょう。 ●予備のメガネを下駄箱に(備え編) 目がいい人には関係ないけど、コンタクトを含めて目が悪い人は必読です。 寝ている時間に地震が起こっても、すぐメガネがかけられるようにメガネの置場所をよく考えて寝てください。 いいですか。 「家具などが倒れてこない場所」で、かつ、「揺れで飛ばされない場所」。 なにしろ29インチのTVが5メートル飛ばされる揺れですからメガネなんかどっか行っちゃう危険があります。 メガネをなくして苦労したという話は 神戸近辺ではゴロゴロしてます。避難所に眼鏡屋さんのワゴンが来るとまわりは黒山の人だかりです。家つぶれた人はもちろん、つぶれてない人でも割れちゃったりなくしたりでスゴク苦労していました。メガネないと生活不便ですからねぇ。 そしてもうひとつ。予備のメガネを下駄箱に放り込んでおきましょう。 これは意外と盲点だけど、とっても大事です。 少々ピントが合わない古いものでも、ないよりましです。ちゃんと丈夫なメガネケースに入れて玄関の下駄箱にでもひとつ放り込んでおきましょう。 コンタクトの人。他人事だと思って読んでませんか? 水が出ないのでとにかくメガネが必要です。水が少々あっても地震後の外はホコリだらけ(←すごいです)。コンタクトしてると痛いと思うよ。 以上、地震が起こったらまずこれをしろ でした。
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