kecotte
3 years ago1,000+ Views
冬の京都で、㐂美家さんのお雑煮。

京都のお雑煮と言えばコクと甘みの白味噌仕立て。

お正月にいただく食事をイメージしていると「う、甘い」となりがちですが、馴染みの無い方は別料理、いやむしろお汁粉などと並べてちょっと贅沢なスイーツととらえていただく方が美味しく召し上がれるような気がします。
京都でこのお雑煮を食べさせてくれるお店は数々ありますが、私が通いたいのは銀閣寺近くの㐂美家(㐂み家)さん




この芸術的にミニマルなビジュアル。

深く深く昆布出汁と白味噌のコクに柚子の香りが混ざりあって、こんなにふくよかで贅沢な飲みものがあるのかと感動しながらいただきます。


哲学の道や銀閣寺で歩き過ぎてややテンション高めに反応している可能性は否定できませんが、シンプルな素材で構成されているハズなのにどうしてこんなに在り来たりでないのかと、日常的には触れることのない味にのめり込んでしまいます。お餅も美味しかったと思いますが、出汁に夢中であまり気が回っていませんでした。お腹はいっぱいになります(笑)。
添えられてる佃煮は、お出汁をひいたあとの昆布で炊かれているもの。これを噛み締めながら一道のご主人の話を思い出したり…京都の水は昆布出汁をひくのに最適だとかで、いくらよい昆布を買って帰っても東京の家庭水で同じようには出ないでしょうと言われました。


サイトによると、お雑煮は11月〜4月上旬のメニュー。季節によって、かき氷やぜんざいとうってつけの一皿が用意されるようです。そして、私がお雑煮にセットにしてもらうのが、京都では珍しい(というか江戸の食べ物?)豆かん。
最初は、甘いものに甘いものを付けて美味しく食べられるかな…と躊躇ったのですが、いただいて正解。ちょっとだけ塩気のあるお豆と寒天は、お雑煮の〆として必須のように感じます。セットで900〜1000円くらいだったと思います。あくまでも個人的な話ですが、京都滞在中は遅い朝食と長い夕食に重点をおく日が多いので、こんな感じで昼間にお腹を満たせると時間配分やお財布的にもうってつけです。
ああ、今年はいつ食べにいけるかしら…

銀閣寺 喜み家

左京区浄土寺上南田町37-1 075-761-4127
10:30~17:30(不定休)


2 comments
なんてシンプルなお雑煮なんでしょう!食べてみたいです。
2 years ago·Reply
あうーコメントいただいてあの味覚が蘇ってきました。なんとしてもお雑煮やってる時期に京都に行きたい…
2 years ago·Reply
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