pilot27
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“世界一うつくしい昆虫図鑑” インセクトアートブックをあえて英語版で
ジャポニカ学習帳から昆虫が消えた顛末を思うと万人ウケはしないのかもしれません。しかし日本では『世界一うつくしい昆虫図鑑』と題して販売されている図鑑という名のアートブックです。 この画像は元の英語版の表紙で、“PHEROMONE”のタイトルがついています。フェロモンというと色気のようなものをイメージしやすいですが、辞書によるとこのように書かれています。
“他の同種の動物の生理学か振舞いに影響を及ぼす、いくつかの動物(特に昆虫)によって外部的に分泌された化学物質”
ふむ。十分このタイトルが意味するところは本筋であるようです。しかし僕はもちろん昆虫ではありませんが、生理学的に(?)魅力を感じずにはいられず、おそらくそのような意図も込められたタイトルなのかと受け取りました。
こちらが昨年発売された日本語版です。養老孟司と森本千絵が帯を書いているのが、いかにも図鑑とアートブックの両方で推したい佇まいですね。 実際に筆者の Christopher Marley は昆虫学者ではなくファッションフォトグラファーから転身したアーティストで、宝石のような昆虫を並べたインセクトアートを生み出した人だそうです。(もしや先日の紹介した珪藻アートにヒントを得たのではないかと個人的には邪推しています。) そのような存在を考えると、あえて英語版を購入するのもありなのではないか。そんなことを考えて今値段を見比べているところです。 Amazonでの価格は、日本語版 ¥4104 英語版 ¥7966。ほぼ倍の価格なので僕のようなもの好きだけが考えることかもしれませんが、情報だけ吸い取ってブックオフに送るタイプの本ではないため、一生所有することを考えると英語版の方が欲しいなという個人的な話でした。 ここからは紹介画像を幾つか並べてみますが、くれぐれも昆虫が苦手な方は注意してください。ただ昆虫だと思わなければ実にインスピレーションが湧く素晴らしい色使いとフォルムです。
なおこの作者のクリストファー・マーレー氏は元々虫が大嫌いだったそうです。そして彼の公式サイトでは昆虫以外の素材を用いた作品なども見られます。標本風のものが多いので、アートとして昇華しているものはやはり昆虫シリーズだけのように見えました。

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